一日のルーティン

バイタルチェック

体温測定 こもり熱注意 寝間着のボタンを開けて脇を広げパタパタし空気を送る 

酸素濃度 パルスオキシメーター 数値が出ないときに、取り忘れ注意

オキシメーター
オキシメーター

顔拭き

ガーゼ2枚を濡らしてレンチン15秒して 目の上~その下に分け 蒸しガーゼ(タオル)後に拭き取る 

注意 電子レンジメーカーは、調理目的外のため、おしぼり等の温めは禁止事項としている)

温タオルで耳の後ろ・脇・乳の下を拭く

耳の後ろは 脂が溜まりやすい

整髪

ハッカ油スプレーをかけ(目にかからないように注意して) マッサージ、櫛でといて整える

フケを取り除く 

温タオルで首の下を温める

濡れタオルをレンチン30秒 ビニール袋に入れ 首下に入れて温めると気持ちがよくなる

ASV(在宅呼吸補助器)

マスク・頭巾タオル・ベルト・鼻ジェルの交換

 頭巾 (汗取りとマジックテープの凸部分(ギザギザ)が直接皮膚にあたらないようにするタオル)をベルトと頭の間に入れる

ASVマスク
マスクと鼻ジェル
頭巾
頭巾横から

マスクがあたる鼻の皮膚の状態により異なる処置方法

 

衛生材料
衛生材料

赤みのあるときは ワセリンを塗る

水ぶくれのときは 防水フィルムを貼る

皮のめくれのときは ディオアクティブ(創傷治癒材)+防水フィルムをを貼る

マスクの装着

機器の( i )インフォメーションを押すと

表示されるLeak 21までがマスクのフィットが良い状態である

それ以上のときはベルトの調整が必要

(鼻がつぶれそうになるが呼吸を優先)

ASV
ASV

夜の無呼吸時「ブハ―」と空気が多く漏れるときは、患者を起こし呼吸を整えてもらう

マスクは毎日除菌ティッシュで拭き、1回/3日に中性洗剤で洗う

ホースは 1回/週 中性洗剤で洗い、1週間干す

フィルター交換は 1回/2か月

空気圧縮機の後のホコリは、随時掃除機で吸い取る

鼻ジェル・ベルト・フィルターの消耗品は、機器メーカー点検時に依頼

口腔ケア(4時間ごと)

口腔ケア
ウエットガーゼ ノンアルコール

マウスリンス

マウスジェル(味いろいろ)

マウスティッシュ(ノンアルコール)

スポンジ(形いろいろ 軸が紙製とプラスチック製あり)

コップ水少量(約2,3cmの深さ)にマウスリンス数滴垂らし、

スポンジを浸し しっかり絞る 

誤嚥注意しながら

まず 歯を拭く 舌・上顎・下顎全体 左右の頬へ

舌苔・バイオフィルム・痰を柔らかくし 取り除く

マウスティッシュを人差し指に巻き付け拭きとり 

※注意 上下小帯(顎とつなぐ部位)を傷つけない

マウスジェルで薄く塗布 乾燥防止 特に舌先

出血時は 薬塗布

目ヤニ取り

ピュアウオーターティッシュ(除菌ではない99.9%水のティッシュ)で拭き取る 

ひどい時は 蒸らしタオルで湿布

目薬を点眼 症状により変える

無色の目ヤニの場合は 涙目薬マイティアを点眼

黄緑色の目ヤニには、抗菌目薬を点眼

(抗菌は 長期間は効き目なくなるので、時々使用休止)

目薬
目薬2種

オムツ交換

自動体位変換ベッドはリハビリモードにする 短時間の場合は省略 終われば自動体位変換に戻す 

8回/日 (大抵 2・5・8・11・15・19・21・23時)

パット 小と大サイズの2枚重ねで 1回は小を抜くだけ 

ペットシーツ(防水シーツの代わりにベッドパットの上にしく)

形状・匂い・皮膚の状態を観察する

異常な場合は写真に撮り 後日看護師・医師に見てもらう

尿量を量る <未使用時の重さ(大70g小45g)を引いた数値>

オムツ
オムツ2種ペットシート
オムツ量る
尿量る

陰部洗浄

1回/日  (それ以外は「おしりふき」で拭く+ワセリン)

洗浄セット(泡ソープ・赤蓋ボトル・拭き取り用布切れ・ネリザ・小ワセリン) 

(お湯かけ32度 石鹸付け 流し ふき取り 上から下へ(一通)ワセリン塗布

(    同様     背の方から肛門に向け、脚は肛門に向け拭く)

ワセリンは防水機能がある    

痔薬 少し周り塗り、肛門に挿入  

陰部洗浄セット
陰部洗浄セット

布切れは、古いTシャツなどをマスクより小さいサイズにカットしたものを3枚

前後1枚ずつに泡石鹼をつけて洗い、シャワーボトルの湯で流す

1枚で拭き取る 

陰部洗浄セット
陰部洗浄セット内容

点滴の交換(1回/日)輸液交換

かかりつけ医の指示で 輸液800から900㎖になるように管理 残りは廃棄

ポンプ流量調節 時差が2時間発生するので 早めるとき40ml 遅めるとき35㎖/時間で調節

介護者の都合の良い時間帯を決めて 交換できるよう調整にする (例えば 14時)

ビタミン入りのため紫外線に当てないようにする

高濃度栄養点滴
高濃度栄養点滴
注射器
注射器

輸液開通と利尿剤を入れる 

エルネオパ輸液は、液剤が上下に分かれた保管状態なので、上下押して開通させる

挿入口を酒精綿で3秒拭く

利尿剤瓶を叩き液を下に落とし、割り開け、注射器で吸い押子引き、叩き、滴を落とし、押し、空気抜き

輸液に利尿剤を注射器で注入する

注意)輸液を作ってから、時間を置かない

針・瓶ゴミは訪問看護師に回収依頼

点滴ポンプ
点滴ポンプ
点滴チューブ
点滴チューブ

カフティーポンプ (レンタル

スイッチを切る

クレンメを閉じる(広い方から狭い方へローラーを移動させる)

充電池を交換

挿入口酒精綿で3秒拭く

びん針を空の輸液剤から抜き、新しい輸液剤に刺す 

クレンメを開く

スイッチを開始にする

点滴筒の液が落ちているか確認する

点滴筒は 上の径が小さく、下の径が大きい

輸液は 液のない部分で折る(真ん中で折ると輸液が止まる)

電池を充電する 

※異常があれば、音声メッセージが流れる。

「故障しました」音声メッセージ、深夜2時に故障したことがある。

体操

午前9時55分のNHK「みんなの体操」 軽くを動かす

手湯

用意するもの 約41度のお湯 洗面器 防水シート(レジャーシート) タオル シャワーボトルに湯 泡石鹸 古歯ブラシ 手当て(百均の角保護材)

手湯の方法

お湯に手をつける 垢が出てくる

泡石鹼で洗い、シャワーボトルの湯で流す

爪の間は 古歯ブラシで汚れをかき出す

指の間は皮膚のめくれなどがあるので、注意観察する

タオルでよく拭き、ワセリンを塗る

手湯
手湯

マッサージ

心臓に負担かからないように、手先・足先から心臓に向けて軽く撫でる 2~3分

介護記録の記載

介護ノートを付ける

バイタル数値、状態、排尿便量、点滴交換時間、会話内容・出来事、その他

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